庚申塔
重要文化財(建造物) 昭和57年2月3日指定
所在地:沼田市白沢町尾合 個人
見学:通常見学可
当初供養塔として造立されたが、江戸時代に民間信仰と結びつき、庚申供養塔となった。
庚申は干支の組合せにより60日に一度巡ってくる干支の一つ、庚申の日に行われる信仰行事を庚申信仰といい、その行事の記念に建てた塔を庚申塔という。
この塔は、明暦3年(1657)10月に、尾合村の11人によって建てられた。銘文には、尾合村が小藍村と刻まれている。層塔の一部が欠けているが、五重の塔と考えられる。なお、この層塔形式の庚申塔は、この地域特有といわれている。高さ100センチ。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財保護課 文化財保護係
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
電話:0278-23-2111(代表) ファクス:0278-23-7566
お問い合わせは専用フォームをご利用ください