農地土壌調査結果による今後の対応について(放射性セシウム濃度低減対策)
農作物の栽培にあたっては、土壌診断を実施して耕地の状況を確認し、次の技術対策を行って放射性セシウムが農作物へ吸収されることを抑制してください。
放射性物質を作物に吸わせない
カリウムの適正施用
セシウムと化学的性状が似ているカリウムは、放射性セシウムの吸収を抑える効果が期待できるので、加里(カリウム)肥料を適正に施用する。
pH調整
pHが低いと土壌や有機物に吸着されていた放射性セシウムが遊離し、植物に吸収されやすくなるので、土壌pH6からpH6.5を目安に石灰質肥料などで酸度の矯正を行う。
土壌中の放射性物質濃度を低くする
深度30センチを目安としたロータリーによる深耕やプラウによる反転耕を行って、土壌中の放射性セシウム濃度を低くする。
放射性物質を入れない・増やさない
堆肥や土壌改良材・培土は、放射性セシウムの暫定許容値(4000Bq/kg)以下のものを施用する。また、購入・譲受けの際には、暫定許容値以下であることを確認する。
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