野生きのこや山菜類の採取を行う際の注意について
きのこ狩りや山菜採りシーズンとなると市内の山野できのこ狩りを楽しまれる方も多いと思われますが、野生きのこの採取に際しては以下に挙げる注意が必要となります。
出荷の制限について
原発事故の影響を受けている可能性があるため、農産物直売所等に出荷販売する場合は必ず放射性物質の検査を行い、食品の基準値(100ベクレル/kg)以下であることを確認して下さい、
群馬県内の林産物の出荷制限については以下のページを参照して下さい。
自家消費について
自家消費を行う場合は、放射性物質の検査を実施するか、県など検査結果を参考にするなどして、基準値以上の放射性物質を含んだ物を摂取しないよう注意が必要です。
採取地の表示について
農産物直売所等に出荷販売する場合は、採取した県名を表示するとともに、市町村名まで詳しく表示することをお願いします。
(注)市の一部が出荷自粛の場合は旧市町村名まで表示してください。
採取地について
他人の山林等で採取する場合は、土地所有者の許可を得ずに採取すると、森林窃盗として処罰される場合があります。【森林法 第百九十七条】
きのこの識別について
日本には、約5,000種類のきのこが存在していると言われております。
食用のきのこは、そのうち約100種類程度です。一方で毒きのこは、約40種類が知られております。その他大半のきのこについては食毒が不明です。
きのこの鑑別には、専門的な知識と経験が必要です。
図鑑の写真や、絵に当てはめて自己判断で鑑別するのは、危険なのでやめましょう。
また、誤った言い伝えを信じて食べるのも危険なのでやめましょう。
誤った言い伝えの一例
- 柄が縦に裂けるきのこには毒がない。
- 虫が食べているきのこには毒がない。
- 地味な色のきのこには毒が無い。
- ナスと一緒に料理すれば毒が消える。
- 塩漬けにすれば毒が消える。
以下のホームページも参考として下さい。
- きのこや山菜の出荷制限等の状況について(林野庁ホームページ)(外部リンク)
- 【5月26日】野生の「ワラビ」の出荷自粛要請について(林業振興課)(外部リンク)
- 自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
- 毒キノコに要注意(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
経済部 農林課 森林整備係
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
電話:0278-23-2111(代表) ファクス:0278-24-5179
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