旧白沢村の歴史
概要
白沢村は、明治22年(1889年)村制が施行され平成元年で100年の歴史を刻みました。
牧歌的な雰囲気のなかに受け継がれた文化や歴史はロマンにあふれ旅人の心のふれあいの場となり暮れ残る椎坂峠に立てば旅情も最高。
片品川と河岸段丘、沼田盆地が一望でき、遠くは赤城、三国、谷川の山々が望めます。
花に埋もれた街道の傍らには、南北朝時代の武将新田義宗が非業の死を遂げた「うつぶしの森」があり、「高平の書院」は群馬県指定重要文化財に、樹齢400年の「書院の五葉マツ」は群馬県指定天然記念物に指定されています。
そんな四季折々の彩りと歴史、文化のなかから、白沢高原温泉「望郷の湯」が生まれました。自然に親しみ、温泉にふれれば、白沢村ならではの魅力が、あなたにもきっと見つかることでしょう。
白沢村100年の歩み
明治
- 1889年(明治22年)
-
高平村、生枝村、岩室村、尾合村、平出村、上古語父村、下古語父村が合併して、白沢村となる。初代村長増田武市氏。
- 1890年(明治23年)
-
高平校を白沢尋常小学校と称し尾合、古語父を分校とする。
- 1893年(明治26年)
-
- 白沢高等小学校が置かれる。
- 増田武市氏県議会に選出される。
- 1894年(明治27年)
-
消防組を創設する。
- 1898年(明治31年)
-
上古語父に伝染病隔離病舎を新築する。
- 1900年(明治33年)
-
農会設置する。
- 1906年(明治39年)
-
実業補習学校創立する。
- 1907年(明治40年)
-
高平公益社創立する。平出上久屋間岩坂隧道開通。
- 1901年(明治41年)
-
白沢尋常高等小学校となる。
- 1909年(明治42年)
-
白佐波神社設立。
- 1910年(明治43年)
-
白沢青年会設立する。在郷軍人会白沢村分会設立する。
- 1911年(明治44年)
-
小野丘蔵氏県会議員に当選。
大正
- 1914年(大正3年)
-
尾合禅定院落雷の為焼失する。
- 1915年(大正4年)
-
岩室発電所運転開始。
- 1917年(大正6年)
-
増田金作氏県会議員に当選。
- 1918年(大正7年)
-
白沢娘の会設立する。
- 1920年(大正9年)
-
栗生隧道奥崎両新道開通式行われる。
- 1921年(大正10年)
-
小学校に火災あり校舎全焼。白沢村役場庁舎新築落成し移転する。
- 1923年(大正12年)
-
増田金作氏県議会に再選。
- 1925年(大正14年)
-
白沢信用購買販売利用組合設立。
昭和
- 1927年(昭和2年)
-
増田金作氏県会議員に三選。
- 1928年(昭和3年)
-
古語父分教場に火災あり全焼する。
- 1932年(昭和7年)
-
増田金作氏衆議院議員に当選。
- 1933年(昭和8年)
-
白沢村経済更正計画の樹立。
- 1935年(昭和10年)
-
台風あり田畑冠水流失する。
- 1937年(昭和12年)
-
高平郵便局電話交換業務開始。
- 1939年(昭和14年)
-
消防組を警防団と改める。
- 1941年(昭和16年)
-
白沢尋常高等小学校は白沢村国民学校となる。
- 1942年(昭和17年)
- 森林組合設立する。
- 1943年(昭和18年)
- 国民健康保険組合認可。中の沢分教場を設置する。
- 1944年(昭和19年)
-
- 白沢村農業会設立。白沢村青年学校設立する。
- 忠霊塔建設。
- 1945年(昭和20年)
- 大戦終わる。
- 1946年(昭和21年)
- 農地改革に付農地委員を選出する。
- 1947年(昭和22年)
-
- 白沢小中学校と改称する。カスリン台風により耕地家屋橋等流失する。
- 警防団を消防団と改める。中の沢分教場を廃校とする。
- 1948年(昭和23年)
-
- 農業共済組合設立。方面委員を民生委員と改める。
- 白沢村農業協同組合設立。
- 赤い羽根募金始まる。農業調整委員を置く。
- 国民健康保険村営となる。
- 伝染病隔離病舎を新築移転する。
- 1949年(昭和24年)
- 第1回成人式を挙行する。農地委員を選挙する。
- 1950年(昭和25年)
- 白沢村PTA設立する。保護司を置く。
- 1951年(昭和26年)
- 農業委員会発足する。社会福祉協議会設立する。
- 1952年(昭和27年)
- 白沢森林組合改組発足する。教育委員会設立する。
- 1953年(昭和28年)
-
- 身体障害者団体結成される。
- 青年団改組発足する。婦人会改組発足する。
- 1954年(昭和29年)
- 農業委員を選挙する。
- 1955年(昭和30年)
-
- 母子会が出来る。文化橋竣工する。
- 平出水道給水始める。りんご研究会結成される。
- 1956年(昭和31年)
-
- 教育委員会会組する。
- 中学校農舎より出火、小学校校舎等焼く400坪を焼失する。
- 1957年(昭和32年)
-
- 酪農組合発足する。4月、校舎再築落成する。
- 利根沼田伝染病組合に参加。
- 第1回村民運動会を行う。
- 1959年(昭和34年)
- 国民年金法施行される。生枝水道給水始まる。
- 1960年(昭和35年)
- 薗原ダム工事始まる。
- 1961年(昭和36年)
-
- 中学女子庭球部、県にて優勝する。
- 農業協同組合合併再建する。
- 1962年(昭和37年)
-
- 蓬田水道給水始まる。県企業局発電工事に着手。
- 9月農事有線放送開始。共済組合役場に移譲する。
- 1963年(昭和38年)
-
- 白寿会発足する。高平水道給水始まる。
- 商工会認可される。 12月戦没者慰霊祭を行う。
- 1964年(昭和39年)
- 椎坂峠の自動車道開通。
- 1967年(昭和42年)
- 古語父分校を廃校する。
- 1968年(昭和43年)
- 白沢小学校校舎新築落成する。
- 1969年(昭和44年)
- 三牧分校を廃校する。
- 1970年(昭和45年)
- 白沢村公民館竣工。
- 1972年(昭和47年)
- 白沢中学校体育館落成。
- 1973年(昭和48年)
-
- 高平集会場生枝集会場新築。小学校プール新設。
- 上毛高原カントリーゴルフ場開設。
- 1974年(昭和49年)
- 尾合集会所上古語父村集会所新築される。
- 1975年(昭和50年)
- 平出集会所新築される。電話が自動となる。
- 1976年(昭和51年)
- 岩室集会所新築される。
- 1977年(昭和52年)
- 下古語父集会所新築。白沢村野球場新設する。
- 1978年(昭和53年)
- 白沢村村民プール新設する。
- 1979年(昭和54年)
-
- 白沢中学校校舎新築落成する。
- 田澤土地改良事業始まる。
- 1980年(昭和55年)
- 白沢小学校校舎を拡張する。
- 1981年(昭和56年)
-
- 高平集荷所尾合集荷所上古語父集荷所開設。
- 農民広場開設。栗生砂防ダム完成する。
- 1983年(昭和58年)
- 白沢村テニスコート開設。
- 1984年(昭和59年)
- 高尾橋開通。白沢村保育所新築落成。
- 1986年(昭和61年)
- 5月、白沢村利根村協同バス南郷-沼田線運行開始。
- 1988年(昭和63年)
-
- 白沢村武道場が完成する。
- 白沢村弓道場が完成する。
平成
- 1989年(平成元年)
-
- 「白沢村民憲章」「村の木いちい、村の花サルビア、村の鳥うぐいす」が制定される。
- 名誉村民条例が制定され、書家米倉大謙と児童文学者おのちゅうこうが第1号となる。
- 村政100周年を祝う記念事業が開催される。
- 記念写真集「星霜のふるさと」が刊行される。
- 1990年(平成2年)
- 「群馬県花いっぱいコンクール」で最優秀賞に選ばれる。
- 1991年(平成3年)
-
- 白沢村役場庁舎農村環境改善センター竣工。
- 「かたりつぐ白沢むかしばなし」が刊行される。
- 1992年(平成4年)
-
- 中学生の海外派遣事業が実施される。
- 平出地区農業集落排水処理施設が完成する。
- 1993年(平成5年)
- 白沢村公民館が改修する。
- 1994年(平成6年)
-
- 「続かたりつぐ白沢むかしばなし」が編集刊行される。
- 白沢高原温泉「望郷の湯」が開業する。
- 「第1回白沢村ふるさとまつり」が行われる。
- 「白沢村ふるさとカレンダー」が作製される。
- 1995年(平成7年)
- 望郷の湯増築、農村公園、村民公園オープン。
- 1996年(平成8年)
- 尾合岩室地区農業集落排水処理施設が完成する。
- 1997年(平成9年)
-
- 道の駅「白沢」開業する。(県下8番目年)
- 健康福祉センターが開業する。
- 地域特産物展示即売施設開業する。
- 赤倉栗生線の栗生トンネルが完成する。
- 高平駐在所が新築移転し、白沢駐在所となる。
- 1998年(平成10年)
-
- 戸籍業務がコンピュータ化される。
- 忠霊塔銘功記念碑平和記念碑の並ぶ一体が、「しらさわ平和公園」として整備され、村民のいこいの場となる。
- 1999年(平成11年)
-
- 下古語父地区に特定環境保全公共下水道事業による下水処理場(クリーンパーク白沢年)が完成する。
- 第2次白沢村総合計画「しらさわ夢プラン21」が策定される。
- 2000年(平成12年)
- 村道白沢川場線、白沢側が完成する。
- 2001年(平成13年)
- 三沢交流広場が完成する。
- 2002年(平成14年)
-
- 完全学校週5日制が始まる。
- 白沢村ポイ捨て防止条例施行される。
- 寺谷遺跡発掘調査が終了し、出土品を村の文化祭に特別展示する。
- 地域特産物展示即売施設を増設する。
- 酪農生産物販売施設開業する。
- 新編白沢村誌刊行記念会を開催、執筆者に感謝状を贈り、余興で子ども歌舞伎が上演される。
- 2003年(平成15年)
-
- 下水道事業古語父地区供用開始する(特定環境保全公共下水道事業年)。
- 望郷の湯オープン10周年記念祝賀会が開催される。
- 簡易水道事業による生枝配水池が望郷ライン沿いに完成する。
- 大規模農道”利根沼田望郷ライン”が開通する。
- 2004年(平成16年)
-
- 浄水場に急速ろ過機が完成し、「安全安心安定」の給水能力が向上する。
- 「こども交流館」が建設され、学童保育所「しらさわ学童クラブ」が開所される。
- ふるさと文学賞第1回入賞者表彰式、おのちゅうこう展を開催する。
- 2005年(平成17年)
-
- 白沢村閉村記念碑が建設され、閉村式を挙行する。
- 沼田市利根村と合併し、新沼田市が誕生する。
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