ウッドスタート宣言

市では令和2年12月24日にウッドスタート宣言を行い、東京おもちゃ美術館（特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会）と調印いたしました。

ウッドスタート宣言調印式の様子

ウッドスタート宣言文

沼田市は、市域の約8割を森林が占める森林（もり）のまちです。

平成2年に「森林文化都市」宣言を行い、豊かな森林にかこまれたまちを誇りとし、人と自然が真にふれあう理想のまちを目指しています。

本市の森林は、利根川水系の上流にあり、首都圏の水がめとして、水源のかん養や災害の防止など、極めて重要な役割を果たしています。

また、本市は古くから木材の集積地として栄え、木材生産・加工が盛んなまちであり、利用適期を迎えた豊かな森林資源を積極的に利活用することが求められています。

そこで、沼田市と東京おもちゃ美術館は、「ウッドスタート」を推進し、豊かな自然や身近にある木と触れることにより、豊かな子育て／子育ち環境を整えるだけではなく、木の良さを知り、暮らしに取り入れることで、地域材木製品の消費を増やし、そのことが本市の森林を育て、守ることになるような循環型社会を構築することを目指します。

私たちは、ここに「ウッドスタート」を宣言し、暮らしの中に木を取り入れ、それを子育て／子育ちに生かす取り組みを、協力し合いながら進めていくことを誓います。

2020年12月24日

沼田市長　横山公一　　　東京おもちゃ美術館　馬場 清