沼田市の公共交通を存続させるためにみんなで考える会実施結果
「沼田市の公共交通を存続させるためにみんなで考える会」を開催しました。
開催日 | 地区 | 会場(CC=コミュニティセンター) | 参加人数 |
---|---|---|---|
7月9日(金曜日) | 池田 | 池田地区CC 2階 会議室 | 10名 |
7月12日(月曜日) | 白沢 | 白沢地区CC 2階 大研修室 | 7名 |
7月13日(火曜日) | 川田 | 川田地区CC 2階 会議室 | 22名 |
7月15日(木曜日) | 利南 | 利南地区CC 2階 会議室 | 7名 |
7月16日(金曜日) | 本庁 | テラス沼田 4階 防災会議室401・402 | 18名 |
7月19日(月曜日) | 利根 | 利根支所 2階 大集会室 | 6名 |
7月20日(火曜日) | 薄根 | 薄根地区CC 2階 会議室 | 14名 |
すべての日程で概ね午後7時開始、午後8時30分終了で開催しました。
【池田地区】
(Aグループ)
・行きたいところに直行したい。
・デマンド運行の形態をどこかの地域で試してみたい。
・飲んでも乗れるくらい遅い時間まで運行してもらいたい。
・運賃は安いほどよい。
・希望したときに自宅まで迎えに来てくれるようなバスがよい。
・共助による輸送もいいと思うが、地域での運転手確保が難しいと思う。
(Bグループ)
・迦葉山線は、バス車両がいっぱいになる程の利用が見られないので、小型車両にしてコストを削減してもいいと思う。
・デマンド型の運行がいいと思う。
・池田地区を含む各地区で人口が減少していると思うが、そういった地区でも、住民が利用しやすい公共交通を検討してもらいたい。
【白沢地区】
・病院やスーパーに直接行ける予約型の運行がよい。
・高齢者や障がい者にとって自分で予約をすることは難しいので、代わりに予約をする世話役の人が必要であると考える。
・通勤・通学の時間帯である朝晩を強化し、空気を運んでいる日中は切るといった大胆な方法を考えないとならない。
・キャッシュレス化を進めてもらいたい。
【川田地区】
(Aグループ)
・家のそばまで来てもらいたい。
・自動運転車両を期待する。
・運賃は100~200円くらいがよい。
(Bグループ)
・予約制のデマンド運行にして、なるべく空バスの運行を減らす。
・高齢者になったときに重要な目的地は、病院とスーパーである。病院は、病院自体が送迎を行っているので、スーパーへの移動手段の確保をしたい。
・通勤、通学の時間帯に、なるべく本数を増やす。
(Cグループ)
・病院、スーパー、公共施設に行けるようにしたい。
・小型車両も使って、大通りだけでなく、多く停留所を設けるようなデマンド運行方式を希望する。
・スクールバスの空き時間を、地域の移動手段として活用したい。
・運賃は安ければ安いほどいい。
・土日にも運行してもらいたい。
【利南地区】
・市でデマンド運行を行い、サービスが行き渡らない部分を、共助による交通手段で補う形がよい。
・公共交通をなくすわけにはいかない。
・どうせ費用がかかるのであれば、有効に使ってもらいたい。
・小回りが効く交通でないと、利用者は増えないと考えている。
・渋川市の社会福祉協議会がやっているようなあいのりタクシーによる買い物支援事業の導入も検討してもらいたい。
【本庁地区】
(Aグループ)
・スーパー、病院、買い物、飲食等ができるようなルート設計としてもらいたい。
・飲みに行って帰れる交通がよい。
・デマンド運行で、全日運行を希望する。
・行き先は正面に表示されていてわかりやすいが、経由地がわかりにくいので、わかりやすくしてもらいたい。
・運賃は安い方がいい。500円以下。
・バス停は、雨風を凌げるような施設を作ってもらいたい。
・自宅から目的地、目的地から自宅に行けるような乗降場所設定にしてもらいたい。
・片品村から沼田駅、沼田駅から上毛高原駅等、基幹的なバスは運行を継続してもらい、地域についてはデマンド方式で運行する。
・時刻表は高齢者が読みやすくするために大きくしてもらいたい。
・ボランティア輸送を導入し、運転協力者にはtengooポイントを付与する。
・テラス沼田を中心とした循環線、バスターミナルが必要ではないかと思う。
(Bグループ)
・循環バスの導入。待ち時間は30分以下が望ましい。
・乗降については、ゴミステーションくらいであれば歩いて行ける。
・市民だけではなく、観光客も使えるようにしてもらいたい。
・沼田公園や大正ロマンエリアに行けるようにしてもらいたい。
・料金はワンコイン。遠ければ500円、近ければ200円等。
・バスカードだけでなく、SuicaやPasmoが使えると利便性が向上する。
・長距離の移動はバス会社の方にお願いする。
・共助による輸送を導入する際には、安全面、事故が起きたときにどうするか等も考えなければならない。
(Cグループ)
・利用が多い路線は運行を継続し、利用が少ない部分はデマンドバスへ転換する。
・路線バスもデマンドも行き届かないところは、相乗りタクシー制度の導入を検討する。
・全日運行を希望する。
・7時~21時まで運行をしてもらえると理想的。
・病院や買い物、グランドゴルフの練習にも行けるようにしてもらいたい。
・高くても片道500円。学割も検討してもらいたい。
・乗降場所は、どこからでも乗れるのが好ましいが、高齢者でもゴミステーションくらいであれば歩いて行ける。
・電気自動車や自動運転車の導入も検討していくべき。
・日中のデイサービス車両の活用も検討してもらいたい。
・バス停に椅子や上屋の設置等、待合環境の整備をお願いしたい。
【利根地区】
・定時定路線とデマンド運行を組み合わせていく。
・通勤通学に使う朝夕は定時+昼はデマンド運行。
・高齢者は、病院と買い物ができるような運行にしてもらいたい。
・病院が営業している平日に力を入れる。
・運賃は定額がよい。片道300円程度。
・病院やスーパーといった生活に必要な移動については、運賃割引を行う。
・バス停を設置したスーパーから負担金をいただく。
・自宅の近くで乗ることができ、スーパー等目的地に行くことができる。
・病院の送迎バスを一般住民も利用できるようにする。
・バスを運行しても利用客がいないのであれば、バスをやめるというのも選択肢の一つ。
【薄根地区】
(Aグループ)
・病院専用のバスを運行したらどうか。
・病院、駅、スーパーに行けるルートがよい。
・ルートを設定する必要はなく、区域型の運行をするのがよい。
・月~金の8時~17時、最低、1時間に1本。
・運賃は1人1回200円くらいの定額がよい。
・家の近くにバス停がほしい。
・乗り継ぎ割引制度も検討してもらいたい。
・定時定路線運行とデマンド運行の組み合わせを行う。
・デマンド運行にはAIシステムを導入する。
・デマンド運行導入に際しては、簡単に予約できるシステムを開発する。
・移動販売車を運行して、バスの便数を減らす。
(Bグループ)
・薄根地区または市内全域自由に移動できる交通がよい。
・病院や福祉施設の車両を活用する。
・病院や買い物を目的とする利用が多いと思うが、これらは公共交通以外の方法による解決策もあるはず。
・バスの乗り方がわからないので、乗り方の講習会を開催する。
・何でも使える「多目的コミュニティバス」にする。
・運賃は一律300円くらいが望ましい。
・乗降場所はドアtoドアがいい。
・共助による交通手段がよい。
・高齢者はデマンドバスを利用できるのか。電話予約から開始する。
・ITを活用した自動運転車を作ってもらいたい。
・車に乗らない日を作って、みんなでバスを使う。
・免許返納後はシニアカーを活用する。
・バスが使われないのは、車社会だからである。マイカーと大して変わらないような「誰でもどこへでも使える」水準にならないと、誰もバスを使わない。
・それぞれが私的に所有している車両を、NPO法人が所有して、共有する仕組みができるとよい。
(Cグループ)
・病院、スーパー、学校といった行き先に特化する。
・自転車が詰めるバスを作ってもらいたい。
・ボタンを押すと迎えに来てくれるバスがよい。
・運賃は片道200円くらいの定額で、tengooも使えるとよい。
・乗降場所は、自宅の前に来てくれるとよい。
・共助による交通手段(自家用有償運送)+デマンド交通にすべき。
・人を輸送するのではなく、ドローン等で物資を輸送する考え方もある。
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