旧土岐家住宅洋館
旧土岐家住宅洋館について
土岐氏は、清和天皇を祖とする源氏の一族で、江戸になってからは大坂城代・京都所司代・老中などを務めた名門です。
土岐頼稔(よりとし)公が寛保2(1742)年、黒田氏の後を受けて初代沼田藩主となって以来129年間、12代藩主頼知公が明治4年(1871)の廃藩置県まで利根沼田の主要地域を治めていました。
明治4年に沼田を離れ、東京に転居した土岐家は明治新政府から子爵に叙せられました。
この洋館は、土岐章(あきら)子爵が関東大震災後の大正13年に東京渋谷へ転居する際に、住宅の主要部分として建築された建物です。
土岐家にゆかりの深い本市が寄贈を受け、平成2年に沼田公園へ移築しました。その後、老朽化に伴う修繕と今後の活用を踏まえ、平成30年から解体移築工事を行い、令和2年に上之町に再移築しました。
(注:大阪の阪は江戸時代までは坂)
- 平成9年11月5日、「旧土岐家住宅洋館」の名称で国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
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観覧時間
- 午前9時30分から午後5時 ※最終入館時間午後4時30分
- 休館日
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水曜日(水曜日が祝日の場合は木曜日)
祝日法による休日の翌日
年末年始(12月29日から1月3日)
- 入館料
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大人 110円(20名以上の団体料金 60円)
中学生以下の方は無料。
身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
とその付き添いの方1名は無料。 - 所在地
- 〒378-0047 群馬県沼田市上之町1160‐1
- 電話
- 0278-22-3110(生方記念文庫)
オンラインツアーのお知らせ
旧土岐家住宅洋館をユーチューブ内で360°見学できます。今回は特別に普段は安全のため非公開にしている所も撮影しました。面白そうだなと思ったら、ぜひ本物を見に沼田へお越しください。付近には他にも文化財建造物がございます。動画は下記よりご覧ください。
写真・映像撮影について
写真館などの営利目的の撮影や新聞、雑誌、テレビ、パンフレット、チラシなどの撮影については、事前に下記問い合わせ先までお知らせいただき、撮影及び画像使用のための使用許可申請をしてください。申請書は下記関連情報の旧土岐家住宅洋館を使用したい方へ【貸室利用】のリンク先の添付ファイルよりダウンロードできます。
※上記以外の個人的な撮影については、申請の必要はありません。
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このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財保護課 文化財保護係
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
電話:0278-23-2111(代表) ファクス:0278-23-7566
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