平成28年11月20日 第4回「冬の保存食と豆腐作り」
田舎体験ツアー 2016 スローフード編
活動報告
第4回「冬の保存食と豆腐作り」
晩秋の候、いかがお過ごしでしょうか。木枯らしが吹き始め、手袋やマフラーを身につける季節になってきました。
11月20日(日曜日) 沼田の築200年を超える古民家「南郷の曲屋」にて第4回目のスローフード編が開催されました。当日の朝方は濃い霧に覆われていましたが、日中は暖かで穏やかな日になりました。
今回は豆腐作りと、豆腐料理を体験しました。
その様子をご覧下さい。
曲屋から紅葉している山が見えました。
大豆を水に浸し、ふやかしたものをミキサーにかけて液状(呉と言います)にし、焦がさないようにかき混ぜながら火にかけます。
豆腐作りと同時進行で他の料理の準備もします。
沸騰した呉を絞ります。冷めると絞りづらいので熱いうちに絞ります。火から下ろしたばかりの呉は熱くて、絞るのは力仕事なので大変です。手前に見える小さいザルはザル豆腐を作るのに使います。
絞った液体が豆乳です。豆乳を火にかけ、70~75度にして、にがりを加えてかき混ぜます。にがりを入れると液体が粒々の固になってきます。型に入れて固まれば豆腐の出来上がりです。
絞った固体の方がおからです。野菜と一緒に炒めれば、おからの炒り煮の出来上がりです。
豆腐田楽に使う豆腐を囲炉裏で焼き目が付くくらいまで焼いていきます。
男の子だってお手伝い頑張ってます。白和えに使う豆腐をすりつぶします。
大豆から豆腐を作り、その豆腐を使って、豆腐めし、豆腐田楽、白和え、おからの炒り煮、ザル豆腐を作りました。豆腐めしは、利根町大原の郷土料理で、お祝い事のときに食べられていました。
豆腐料理の他に、鮭の粕汁、こんにゃくの味噌田楽、煮卵、煮豆、漬物などの料理が食卓に並び、色々な味を楽しむことが出来るのもスローフードならではです。
今回の「冬の保存食と豆腐作り」いかがだったでしょうか?
次回は12月4日(日曜日) 「新そばで作るそば料理」です。これから本格的な冬の到来です。風邪など引かないように気を付けて下さいね。
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