沼田市デジタル田園都市国家構想総合戦略
沼田市デジタル田園都市国家構想総合戦略について
本戦略の全文は、本ページ内の添付ファイルをご覧ください。
策定の趣旨
本市では、本格的な人口減少の時代を迎え、労働力の減少や地域活力の低下、社会保障費の増加など、さまざまな影響が懸念されています。こうした人口や経済、地域社会の課題に一体的に取り組むため、第1期及び第2期「沼田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(沼田市版総合戦略)を策定し、人口減少克服と地方創生に取り組んできました。
第2期「沼田市版総合戦略」で設定した重要業績評価指標(KPI)については、転入者の増加や転出者の減少に関して成果を上げた年度もありました。しかし、合計特殊出生率の目標達成は難しく、特に自然減に歯止めがかからないことが大きな課題となっています。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、デジタルトランスフォーメーション(DX)をはじめとする技術革新が急速に進展し、社会情勢は大きく変化しています。こうした状況の中、国では「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を、群馬県では「群馬県デジタル田園都市国家構想総合戦略」をそれぞれ策定しました。
本市でも、国や県の総合戦略を踏まえながら、市政の基本理念である「市民憲章」や基本方針である「沼田市第六次総合計画」との整合性を図り、デジタルの力を活用した施策を盛り込んだ「沼田市デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定しました。
この総合戦略は、まち・ひと・しごと創生法(平成26年法律第136号)第10条第1項に基づき、市町村の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」として位置付けられています。
対象期間
令和7(2025)年度から令和9(2027)年度まで
総合戦略の構成
本総合戦略は、「人口ビジョン」と「総合戦略」の2部で構成されています。
「人口ビジョン」では、本市を取り巻く人口の動向分析、人口減少と人口構成の変化による影響や技術・社会等の変化と課題を整理した上で、今後期待される取組を示すとともに、人口の将来展望を描いています。
「総合戦略」では、「地域ビジョン(目指すべき理想像)」の実現に向けて、基本目標を柱とした具体的施策を示しています。
地域ビジョン(目指すべき理想像)
本市では、まちづくりの基本となる「沼田市民憲章」と「森林文化都市宣言」の理念を引き継ぎ、市民が快適で安全な暮らしを営める持続可能な市政運営を目指しています。その基本指針として、平成29(2017)年度を初年度、令和8(2026)年度を最終年度とする「沼田市第六次総合計画」を策定し、各施策を推進しています。
「沼田市第六次総合計画」では、“ものの豊かさ”よりも“こころの豊かさ”を大切にし、真のゆとりと豊かさを実感できる、こころを大切にする社会の実現を目指しています。また、人が生きていくうえで欠かせない「水・緑・空気」を生み出す環境を、本市が有していることはかけがえのない財産です。平成2(1990)年12月に「森林文化都市」を宣言した本市では、市民の交流を深めながら、住む人にも訪れる人にも居心地のよいまちを創ることを目指しています。そのため、まちづくりの将来像を「こころ豊かに暮らし、しあわせを実感できるまち 沼田」と掲げています。
本総合戦略においても、「沼田市第六次総合計画」と一体となった施策を推進し、「こころ豊かに暮らし、しあわせを実感できるまち 沼田」を目指す理想像としています。
基本目標
人口ビジョンにおける展望、及びこれまでの地方創生の取組を更に深化させることを基本に「第2期沼田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏襲し、次の4つを基本目標としています。
- 基本目標1 稼ぐ地域をつくり、安定した雇用を創出する
- 基本目標2 つながりを築き、新しい人の流れをつくる
- 基本目標3 結婚・出産・子育ての希望をかなえる
- 基本目標4 ひとが集い、安心して暮らせる魅力的な地域をつくる
基本目標に沿って各種施策を実施し、地域ビジョンである「こころ豊かに暮らし、しあわせを実感できるまち 沼田」の実現を目指します。
添付ファイル
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沼田市デジタル田園都市国家構想総合戦略 (PDF 1.6MB)
第一版(令和7年1月15日決定)
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