「殿様パン料理教室(1)~大正時代のパンを再現~」開催報告
今回は、土岐章子爵が著書『麺麭の智識と製法』(大正8年)内で紹介した「落花生味噌麺麭(らっかせいみそぱん)」のレシピと、そのレシピを現代風にアレンジした2種類のパンの料理教室を行いましたので、その様子をご紹介します。
教室の様子
まず初めに、講師の茂木方子さんから料理教室の流れを説明いただきました。
大正時代のレシピには、大量の食塩が使用されていることが紹介されると参加者からは驚きの声があがりました。
※料理教室内では、食塩の量を減らして再現を行いました。
落花生をすり潰して、落花生味噌(ピーナッツバター)を作っています。
落花生をすりつぶすこと粘りが出てペースト状になっていきます。
茂木先生に生地の作り方を説明いただきました。大正時代のレシピは粘り気の強い生地、現代風のアレンジレシピの生地はサラサラとした生地とそれぞれの特徴が表れていました。
完成した生地をフライパンで焼いていきます。
今回の料理教室には、殿様パン開発プロジェクトのPRを担当する利根商業高校の生徒さんに取材に来ていただきました。
利根商生も実際に2種類のパン作りを体験しました。
焼き上がったパンを盛り付けて、
大正時代のレシピ(写真奥)と現在風にアレンジしたレシピ(写真手前)が完成しました。
出来上がったパンを食べ比べています。参加者からは「どちらもとてもおいしい」との声が聞かれました。
利根商生が参加者に料理教室の感想を取材しています。
今回の料理教室の様子は、後日、利根商業高校からも発信されますので、ぜひご覧ください。
関連情報
※『麺麭の智識と製法』の75、76コマで「落花生味噌麺麭(らっかせいみそぱん)」のレシピが紹介されています。
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