令和3年度　市長と語ろう”市政懇談会”　

1　開催目的

　市長が地域に出向き、市民の皆さんへ主要施策を説明するとともに、直接市民の皆さんから、行政に関するご意見やお考えを聞いて市政につなげることを目的に開催しました。

2　開催日・会場

以下の会場で実施しました

開催日	時間	会場	地区	参加者
令和3年　4月14日（水曜日）	午後7時～午後8時30分	テラス沼田　5階　議場	本庁	29人
4月16日（金曜日）	午後7時～午後8時13分	薄根地区コミュニティセンター 2階　会議室	薄根	10人
4月20日（火曜日）	午後7時～午後8時02分	池田地区コミュニティセンター 2階　会議室	池田	16人
4月22日（木曜日）	午後7時～午後7時51分	利根支所　2階　大集会室	利根	14人
4月26日（月曜日）	午後7時～午後8時02分	川田地区コミュニティセンター 2階　会議室	川田	24人
4月27日（火曜日）	午後7時～午後7時55分	利南地区コミュニティセンター 2階　会議室	利南	18人
4月28日（水曜日）	午後7時～午後7時43分	白沢支所　3階　多目的ホール	白沢	11人

3　参加について

どの地区でも自由で事前申し込み不要、直接会場へお越しいただきました。

4　内容

第1部　（説明者：市長）

・今年度予算について

・新型コロナウイルス感染症対策について

第2部　（進行：秘書課長）

・質問および懇談会

• 令和3年度市政懇談会資料 （PDF 440.4KB）
  ※当日使用した資料です

6　参加者（市側）

市長

総務部長

財政課および秘書課職員

7　主な懇談内容

懇談会でのご意見のうち代表的なものをご紹介します。（開催時点の内容になります）　

（意見）本年度予算と前年度予算で、特別会計の電気事業特別会計はマイナス48．1％、企業会計の簡易水道特別会計が81．6％増加しているが、その主な要因は何か

電気事業特別会計は、昨年度は小水力のミニダムの建設費が入っておりますが、今年度はその建設費が減少しましたので48．1％のマイナスです。また、簡易水道事業会計は人件費を全部一般会計で持っていましたが、一般会計で持っていた人件費を含めて企業会計に移したため81．6％の増となりました。

（意見）市役所に電話をかけた際に、該当課につながった時に電話に出た職員が名前を名乗らない。間違いがあったり、不愉快に思うので、改善してもらいたい

指示を出して注意いたします。

（意見）森林文化都市という名目があるが、利根沼田の8割が森林である。この森林をどのように使うのか、どういう形で生かすのか

新宿区とカーボンオフセットの提携をしています。また、森林贈与税等を使って森林の育成を行いたいと思います。

（意見）地域によって特性が違うので、1つの基準で市内全部の施策を展開するのではなく、地域の特性を見ながら施策を実行に移していく必要があると思うが、どのように考えているか

各地区の公民館をコミュニティセンター化することで、社会教育の枠が外して、その地区の地域特性に応じた施策を推進します。

（意見）公共施設等総合管理計画では、町の集会所や公民館については、行政からの補助がなく、各町で管理するというように聞こえたが、多額の費用を町が負担するのか

沼田市が持っている施設が該当になります。町が持っている施設は、市は手を着けません。負担割合の基準はありますが、市はできるだけのことはさせていただきます。

（意見）3・3・1環状線の今後の予定は

県道沼田大間々線との交差点までは令和6年の計画です。そこから先は国、県の認可を受けていないので、引き続き認可を受けて整備する予定です。

（意見）サラダパークの指定管理がなくなると聞いたが、予定はどうなっているか

指定管理が終わった後は、プロポーザルで利用してただきたいとお願いしました。プロポーザルでは3者出ており、その中から選択していくことになります。

（意見）池田小学校は、沼田北小学校や薄根小学校との合併を考えているのか

人数の推移は見ていますが、今のところ学校の統合については考えていません。

（意見）身体を動かして健康増進を図るためにも、体育館など屋内で身体を動かせる施設を残してもらいたい。医療費の節約にもつながるため、経費や耐震性だけでなく、健康寿命を延ばせるような観点から考えてほしい

健康寿命のことを市が考えていないわけではありませんが、1年間で75億円の費用をかけられないということです。令和3年度で見直しを行うので、検討させていただきます。

（意見）市役所跡地にルートインが来ると新聞で見たが、いつ頃になるのか。

現在、ルートインからは、10階建ての242室、朝食用の軽食を提供し食材は地元のものを使う、リネンなどクリーニングは地元の人を使う、従業員は50～60人を雇いたいという情報は入っています。正式な契約はまだです。6月議会で議会の承認を得て正式な契約を行います。

（意見）ぬまくるのバスは、新しくすると何が変わるのか。ラッピングにはかなりの費用がかかると思うが、それだけの効果があるのか。

公共イメージを上げていきたいということです。それから、ぬまくるは市の委託路線のバスで、関越交通が自主的に運行しているバスと区別したいということです。

（意見）戸鹿野橋の進捗状況はどうなっているのか。また、戸鹿野橋は大正時代に造られた特殊な橋で、群馬県で2番目に古い橋であり価値があると思うので、価値を発見する働きをしてもらいたい

戸鹿野橋の進捗状況ですが、図面はできています。今カーブしている所をまっすぐ利根川を渡る設計になります。県と国で行っていて、県は橋を造るのですが、接続する17号は国土交通省になります。前橋方面からは右折車線を造るので、利根川にはみ出すことになります。現地に調査が入っていると聞いています。すぐすぐではありませんが、着々と進むと思います。
戸鹿野橋の価値は知っておりますが、まずは橋を造るお願いを国と県にしてきていますので、ご理解賜りたいと思います。