市のあらまし
沼田市は、首都東京から約125キロメートルの群馬県北部に位置し、錫ヶ岳、皇海・袈裟丸山などで栃木県と接し、東部は日光連山・赤城山の山岳地帯です。また利根川・片品川・薄根川など大小15の河川は、ダムによる発電や防災・首都圏の水がめとして重要な役割を持ち、関東平野を潤します。標高は、250メートルから2,000メートル級の山岳まで較差があり、山岳・森林・高原・湖沼・河川・渓谷、河岸段丘など、スケールの大きい変化に富んだ自然環境は、本市の大きな特徴となっています。
恵まれた自然と豊富な温泉群・スキー場・ゴルフ場・史跡・果樹園、そして関越自動車道沼田インターチェンジによる交通アクセスの良さなどを背景に、本市は日本有数の観光地となっています。また、首都圏の食糧供給基地としても大きな役割を担っています。
本市の総面積は443.46平方キロメートルと広大で、群馬県全体の6.97パーセントを占めており、市域の約8割が森林となっています。気候は比較的降水量が少なく、夏冬・昼夜の寒暖の差の大きい内陸性気候に属し、りんご・ぶどう・さくらんぼなどの果樹やレタス・大根・はくさいなどの野菜の栽培地として、また避暑地に適しています。冬には豊富な降雪量から首都圏に近いスキー場として有名です。
歴史的に見ると、天文元年(1532年)に沼田氏が居城して以来、明治に至る300有余年の間、真田、本多、黒田、土岐氏の城下町として、利根地域の中心地として繁栄しました。大正13年(1924年)には当時の国鉄上越線が開通し、農林産物の集散地として一層の発展を見ました。
戦後は、森林資源を背景に木材関係の工場が増加し、次第に産業の基盤整備が進み、昭和29年(1954年)4月、沼田町を中心に利南村、池田村、薄根村、川田村の1町4か村が合併して沼田市として市制が施行され、平成17年(2005年)2月、白沢村及び利根村との合併により、新「沼田市」が誕生しました。
そして現在は、利根沼田広域市町村圏(昭和44年9月指定)の中で、行政、商業、情報その他の生活サービス機能の集積する中核都市として、また、首都圏近郊の観光リゾート地としての役割を担っています。
また、姉妹都市として、静岡県下田市(昭和41年5月提携)およびドイツ連邦共和国バイエルン州フュッセン市(平成7年9月提携)と交流を行なっています。
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