旧生方家住宅
重要文化財(建造物) 昭和45年6月17日指定
所在地:沼田市西倉内町594 沼田公園内
見学:通常見学可
生方家は、沼田藩御用達の薬種商で、始祖は沼田近在の屋形原出身であったといわれているが、沼田に定住し薬種商を営むようになった時期は明らかでない。旧生方家住宅は妻入・板葺の町家であったが、その様式・技法から見て17世紀末頃に建築されたと考えられ、東日本における古き町家造りの代表的な遺構である。江戸末期の元治元年(1864)の大修理をはじめとして数回の改築・増築を経て現代に至った。
現在は沼田公園に移築され、建築当初の姿に復されている。元は現在の国道120号線に面した商店街の街角にあり、「ふぢや」と号していたため、人呼んで「かどふぢ」と称しているうちに、いつしか屋号として用いるようになった。桁行18.9メートル、梁間11.4メートル。
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