令和元年度セミナー(実践講座・講演会)
テーマ「男女共同参画の視点で見る沼田の貧困 第2弾」
男女共同参画社会の形成をめざし、広く市民の意識啓発を図ることを目的に講演会と4回の実践講座によるセミナーを開催しました。
第1回実践講座では沼田の貧困について基本的なことを知り、続く講演会では貧困問題の第一人者である湯浅誠さんから、貧困問題の解決策についてご講演いただきました。
その後の第2回講座からは、参加者が取り組みたいテーマを考え、グループに分かれて沼田市の現状や課題の調査研究を進めてきました。そのグループワークの成果として、11月26日(火曜日)の第4回講座で、各グループが調査した現状や課題、また市の取り組みへの提案も含めて発表しました。
第4回講座 発表の様子
各グループの発表内容
セミナーの内容は、参加者の編集による男女共同参画情報紙「ハピネス」でも紹介しています。第11号(令和元年11月1日発行)
市民の声
◆シングルマザーアンケート調査グループの活動に参加して
☆良かったこと
・知見が深まったこと(講師・班員などの多様な知識や考え方を知る)
・調査項目が絞り込めたこと(38項目から11項目へ)
・子ども課の協力により調査協力者が大幅に増加したこと(11名から71名へ)
・講師のご指導により発表ができたこと
・ひとり親の基本事項(年齢・世帯形態・子どもの人数・年収・貯蓄額・就業形態)、養育費の受け取り状況、 不安・悩み、支援制度の認知・利用状況とそれに基づく提案を発表できた。
提案(ひとり親を見守る民間と行政の連携、行政の支援制度の更なる充実)
★改善したいこと
・調査に漏れなく回答してもらう工夫(未記入箇所が多かった)
・支援制度や養育費の実務的周知(民間サポーターの育成など)
・調査票の作成や集計についての実務に関わりたい (S.Y)
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◆国は支援予算を計上、中途採用をしていきます。中途採用する動きは、国に先行して自治体に広がりつつあります。わがまちでも、自立に向けた就労支援を速やかに実行してほしい。(いくお)
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◆視点・常識を疑う
養育費の不払を国や自治体が強制力を持って取り立てる。払わない人を収監する。そんなこと日本の常識ではなかなか考えられなかった。でも諸外国では実際に行われており、明石市でも同様のことが始められようとしています。養育費は子どもの権利、子どもの権利は社会で護ってあげるもの。常識を疑う、視点を変えてみる必要があると感じました。(T.T)
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〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
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