池田実穂さん　令和3年10月1日委嘱

ヌマタ・アート・アンバサダーの委嘱

　令和3年10月1日、木版画家・画家として活躍されている池田実穂さんに対し、ヌマタ・アート・アンバサダーを委嘱しました。
　（写真はヌマタ・アート・アンバサダー委嘱状交付式で撮影したものです。）
 

池田実穂さんについて

　木版画家・画家

■略歴
　1978　利根郡月夜野町（現みなかみ町）生まれ
　2001　東京学芸大学教育学部小学校教員養成課程美術科卒業
　2003　 同大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了
　2004 　イタリアに渡り、カッラーラ美術学院彫刻科に入学
　2009 　同学院を卒業
　　　　　渡伊後、木版画の制作を始める
　　　　　イタリア・カッラーラ市を拠点に活動
　2021　 沼田市にアトリエ開設

委嘱理由

　昭和 53 年、利根郡月夜野町（現みなかみ町）で出生した池田さんは、群馬県立沼田女子高等学校を卒業後、東京学芸大学教育学部小学校教員養成課程美術科及び同大学大学院教育学研究科美術教育専攻で美術を学ばれた後、平成 16 年にイタリアのカッラーラ美術学院彫刻科に入学、以後木版画の創作活動を始めました。

平成24年に第3回シャルジャ国際絵本原画展で入選（アラブ首長国連邦）、同年ノルウェーで開催されたウス国際絵画シンポジウムにて公開制作するなど、日本のみならず欧州各国でも活躍の場を拡げています。また帰国後、令和4年沼田市でのヌマタアートWEEK2022では、木版画の公開制作を行い、地元の文化的発展に尽力するほか、令和5年には、その作品が第26回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞で入選作に選ばれました。

　池田さんの作品がテーマとする自然との共存や子どもたちの明るい未来は、本市の進める行政テーマとも結びつくものであり、また、本年本市にアトリエを構え創作活動の場とした若い芸術家を応援するとともに、協働することは、本市の文化・芸術の振興に資するものであることから、ヌマタ・アート・アンバサダーとして委嘱しました。

委嘱期間

　令和3年10月1日から令和6年9月30日