福老体操
福老(ふくろう)体操
福老体操とは
旧多野郡鬼石町(現 藤岡市)において、住民主導型介護予防事業「鬼石モデル」で用いられている運動プログラム「高齢者の暮らしを拡げる10の筋力トレーニング」を、沼田市では「福老体操」として紹介しています。
「福老体操」は、歩く、立つ、座る、またぐ、階段の上り下り、高いところの物を取る、落とした物を拾うといった生活動作に役立つようにつくられています。また、指導者がいなくても参加者だけで行うことができ、住み慣れた地域で仲間と一緒に楽しむことができます。
安全確保と注意点
- 痛みや疲労には十分ご注意ください。やりすぎは禁物です。
- 転ばないように注意しましょう。
- 運動中には、めまいや失神が起こることがあるので、体調には十分に注意してください。
- 運動に伴う発汗は脱水状態を引き起こしますので、運動前・中・後の水分補給をしましょう。
- 思わぬけがをしないように、手や足が周りの物にぶつからないように注意しましょう。
痛み |
身体に痛みがある方はトレーニングを中止してください。 ただし、「痛い」と「きつい」は別ものです。 |
---|---|
呼吸 |
運動中は、吸ったり吐いたり自然な呼吸をしてください。 呼吸を止めると血圧が上がりよくありません。 |
運動の滑らかさ |
できるだけ滑らかに手足を動かしてください。 ロボットのようなカクカクした動きはやめましょう。 |
姿勢 | どの運動も自分の中で、一番良い姿勢で行ってください。 左右の交互性 バランス力を鍛えるためにも、必ず左右を代えながら行いましょう。 |
左右の交互性 | バランス力を鍛えるためにも、必ず左右を代えながら行いましょう。 |
地区福トレ(地区における福老体操による高齢者筋力向上トレーニング事業)
市内各地区の集会所等で福老体操が行われています。市内で福老体操に取り組んでいる団体は約40団体あります。時間や内容は団体によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
地区福トレ長期継続団体の表彰
毎年いきいき福トレ大会(令和6年度は7月5日開催)において、継続して福老体操を実施している団体及び90歳以上の実践者に対して表彰を行っています。
15年継続 「ぴんぴん福壽賞」 |
東原新町(東原筋トレ会) 東倉内町(くらうちすてっぷ会) 高橋場町(福寿会筋力トレーニングクラブ) |
---|---|
10年継続 「ぴんぴん鶴亀賞」 |
栄町(栄町いきいきサロン) |
5年継続 「ぴんぴん寿賞」 |
下之町(ひだまりの会) |
3年継続 「ぴんぴん輝賞」 |
(該当なし) |
令和6年度 個人表彰「いきいきプラチナ賞」(90歳以上実践者)の受彰者は、37名でした。
地区福トレを始めたい場合
住んでいる地区で新しく福老体操を始めるためのサポートをします!
地区福トレは市民の皆さんが主体となって行われています。
立ち上げ支援のため、チラシの作成などをお手伝いします。また、新しく福老体操を始めてから上級コースが修了するまでの期間は、保健師や看護師が随時伺って、福老体操の指導を行います。
上級コース修了後も、活動を継続するための取り組みのサポートを行っています。
始めるときに準備すること
(1)福老体操を始めたい仲間が3人以上いる
(2)会場がある
(3)イスがある
(4)カセットデッキまたはCDデッキがある
この4つが揃えば、誰でも・いつでも福老体操が始められます。
興味・関心のある方は気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先
沼田市地域包括支援センター
所在地
〒378-0053 沼田市東原新町1801-72 沼田市保健福祉センター2階
電話番号
0278-22-1112
ファクス番号
0278-25-3127
開館時間
平日(月曜日〜金曜日)午前8時30分から午後5時15分まで
※土曜日・日曜日・休日及び12月29日〜1月3日の間は休館
PDF形式のファイルをご利用になるには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 介護高齢課 長寿支援係
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
電話:0278-23-2111(代表) ファクス:0278-24-5179
お問い合わせは専用フォームをご利用ください