平成30年5月26日 第1回「春の山菜料理とわらび狩り」
春の山菜として代表的なわらび狩りをしました。
田舎体験ツアー 2018 スローフード編
活動報告
第1回 「春の山菜料理とわらび狩り」
5月26日(土曜日)
スローフード編 第1回目のイベントが開催されました。
会場は、『南郷の曲屋』。230年以上も前に竣工されたといわれています。
茅葺屋根に真っ黒な柱、大きな土間にはかまどがあります。
囲炉裏を囲んで集合、なんていい雰囲気なんでしょう。
さぁ、今年もスタートです!
まずは、開会式。
南郷の曲屋管理組合の皆さんです。
今日は一日、よろしくお願いします!
なんと、この組合の皆さん、全員、鈴木さんです。
下の名前で呼ぶのがローカルルール。
みなさんが楽しみにしていたわらび狩り。
『どれ、どれ?』
そう、最初は見つからないんです。
でも、目が慣れてくると、あら不思議!
『ここにも、ここにも!』
みなさんあっという間に
たくさん収穫していました。
この白い花は、アカシアです。
普段は『アカシア』と言っていますが
正式には『ニセアカシア』と言うんだそうです。
花はなんとも言えない甘い香り。
天ぷらにするとおいしいのです。
『薔薇に棘あり』と言いますが、
ニセアカシアにも棘があるので要注意。
この大きな木は、柏の木。
この後つくる柏餅のために葉っぱを収穫します。
組合長のたかおさんはスルスルと登っていき
枝を落としてくれました。
その身軽さにみなさん、びっくり。
組合長のたかおさんが
『これ、食べてごらん』
と差し出したのは、ウドの根元。
通常食べるには大きくなりすぎですが
根元なら、そのままでも食べれるのだそうです。
東京生まれ東京育ちの女の子ですが
『うん、おいしい!』
と、田舎の味を堪能していました。
山菜取りを楽しんだあとは、
いよいよお料理作りに入ります。
採ってきたわらびに
灰と熱湯をかけてアク抜きをする人
天ぷらを作る人
柏餅を作る人
山菜の煮物を作る人・・・
みなさん、協力し合って作りました。
『わぁ、おいしそう!』
思わず声が漏れたのは
モクモクと湯気がたちのぼる釜戸炊きのご飯。
そのままでも十分おいしそうですが
さらに、山菜マジックがかかるのだそうです。
ずらずらっと並んだのは
数々の山菜天ぷら。
ウドの穂先、タラの芽、
柿の葉にユキノシタの葉、
アカシヤの花に山椒の葉
そして、舞茸。
なんて贅沢なバイキング!
お待たせしました。
それでは、みなさんで、
『いただきます!』
さて、本日のメニューです。
ご 飯:コシアブラの混ぜご飯
釜戸炊きご飯のごま塩おにぎり
天ぷら:タラの芽、ウドの穂先、柿の葉
ユキノシタの葉、アカシヤの花、
山椒の葉、舞茸
汁 物:わらびとじゃがいもの味噌汁
煮 物:うりっぱと油揚げの炒め煮
ゼンマイの煮物
花豆の煮物
和え物:わらびの醤油和え
焼き物:岩魚の塩焼き
漬け物:きゅうりとキャベツの漬け物
その他:味噌田楽(こんにゃく)
甘 味:柏餅、フルーツポンチ
次回は、7月29日(日曜日)『夏野菜料理とうどん作り』です。
締め切りは、7月6日(金曜日) スローフードにご興味のある方、ぜひぜひ、お申し込みください。
それでは、次回もお楽しみに!
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