刀無銘(伝長義)
重要文化財(工芸品) 昭和37年2月21日指定
所在地:沼田市下之町 個人
見学:基本的に見学不可
無銘。大磨上(おおすりあ)げ。地鉄は大板目(おおいため)がよく錬れて地沸(じにえ)つく。刃文は大乱れに互(ぐ)の目がある。鋩子(ぼうし)は乱れ込み突き上げて強く返る「ローソクの尖(とがり)」といわれている。表裏に棒樋(ぼうひ)がある。
相州伝備前の系統であり、兼光系より更に相州伝が強く沸がつき、長義の作と推定される。
沼田藩主真田家伝来の名刀であり、南北朝時代初期の作で、大磨上げのため「真田正宗」といわれた。長さ70センチ。
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