城鐘
重要文化財(工芸品) 昭和29年3月30日指定
所在地:沼田市下之町888 テラス沼田2階 沼田市歴史資料館(常設展示室内)
見学:沼田市歴史資料館の開催中は常時見学可
この鐘は、寛永11年(1634)に、真田氏2代沼田藩主真田信吉が鋳造させ、沼田城内三の丸の楼に掛けて時報に用いた。天和元年(1681)真田氏改易により平等寺の焚鐘となっていたが、明治になり沼田町の時鐘に復帰した。
寛永11年の鋳造銘と天保2年の補刻があり、由緒が的確であり、美術的にも優秀なものである。
全体の形として古式を残し、江戸時代初期の代表的なものである。身高82.4センチ、口径67.6センチ。
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