沼須砥石神社の石造七重塔
重要文化財(建造物) 平成8年3月29日指定
所在地:沼田市沼須町694
見学:通常見学可
この七重塔は、明和4年(1767)に沼須村の小林多左衛門の供養のために法華経に依り、信州高遠の石工によって造られた宝塔である。
塔身部は、七層の屋蓋(おくがい)と塔身からなり、鉄柱が各層を貫いている。さらに、安定を図るため屋蓋とその上の塔身を一石で造り出している。大きさ及び視覚的・力学的安定感をもった構造、さらに細工の精巧さにおいて県下に類をみない石造物である。高さ631センチ、安山岩製。
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