ケシの花に気をつけましょう
ケシについて
ケシの仲間は、春から初夏にかけて色鮮やかな美しい花を咲かせるものが多く、ガーデニングや切り花用として人気があります。(ポピー、ヒナゲシ等)。
しかし、ケシには法律で栽培が禁止されている「ケシ」と、植えてよい「ケシ」があります。植えてはいけないケシが観賞用として栽培されている場合や、飛散した種が繁殖し、知らない間に自宅の庭先に自生していることもあります。ケシの仲間は非常によく似ていますが、外観の特徴から区別することができます。植えてはいけないケシは、たとえ観賞用であっても栽培することが禁止されていますので、正しく見分けましょう。
ナガミヒナゲシについて
ナガミヒナゲシはヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、5月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物です。繁殖力が強く周囲の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあり、市内でも繁殖が確認されています。
ナガミヒナゲシの茎や葉には植物毒である「アルカロイド」が含まれています。アルカロイドを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こす恐れがあるため、素手では触らないように注意をしてください。
ナガミヒナゲシは、環境省が駆除対象として指定する「特定外来生物」には該当しませんが、自宅の庭など管理地内で見つけた場合には、できる範囲で駆除していただくよう、ご協力をお願いいたします。
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