忘れられた童謡詩人 島田忠夫
生方記念文庫第35回企画展「忘れられた童謡詩人 島田忠夫」
大正中期に生まれた童謡は、童謡雑誌の創刊とともに、大正末期には大きな広がりを見せました。その中で彗星のごとく現れた童謡詩人金子みすゞは全国的に有名ですが、同時期に活躍した童謡詩人島田忠夫の名前を知る人は、今はほとんどいません。
たつゑの夫誠と親交のあった童謡詩人島田忠夫が指南役となり、たつゑ第一歌集出版に至るまでの手ほどきや、先生への対応の仕方、短歌についての細かい指導などを、たつゑに行っていたことが、島田からたつゑ宛の書簡からわかっています。 誠宛書簡60通・たつゑ宛書簡43通、美智子宛書簡39通。
美智子は幼い頃、島田忠夫から童謡の手ほどきを受けていました。美智子宛の書簡は優しさとユーモアに溢れていて、島田の子どもに向ける暖かい眼差しが感じられます。
今回の企画展では、島田の童謡を紹介するとともに、島田と交流があった生方家に残された島田の俳画・自筆原稿・掛軸・書簡などが展示します。
また、同時期に活躍した童謡詩人金子みすゞについても紹介します。
会期
令和6年5月17日(金曜日)から令和6年7月22日(月曜日)まで
開館時間
午前9時30分から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)
休館日
水曜日、7月16日(火曜日)
観覧料
大人110円(20名以上の団体の場合、1人60円)、中学生以下無料
障がい者手帳等をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
関連行事
学芸員によるギャラリートーク
- 日時
-
令和6年6月8日(土曜日)午後2時から(30分程度)
令和6年7月6日(土曜日)午後2時から(30分程度)
-
定員
-
10人(当日先着)
- 場所
- 生方記念文庫展示室
- 参加費
- 無料(別途観覧料が必要です)
- 申し込み
- 不要
詩の朗読ワークショップ
- 内容
-
島田忠夫、金子みすゞの詩の朗読レッスン。
朗読の基礎、声の出し方、テンポ、間のとり方などを、プロのアナウンサーから学べます。
- 日時
- 令和6年6月15日(土曜日)午後2時から午後3時30分まで
- 出演
-
藪原 幸子さん(FM OZE)
- 定員
- 20人(先着順)
- 会場
- 旧日本基督教団沼田教会紀念会堂ホール
- 参加費
- 無料(別途観覧料が必要です)
- 申し込み
- 電話(0278-22-3110)または生方記念文庫窓口へお申し込みください。
生方記念文庫までのアクセス
所在地:群馬県沼田市上之町199番地1
電話番号:0278-22-3110
交通手段 | アクセス |
---|---|
バスでお越しの場合 |
JR沼田駅から1番バスのりば鎌田・戸倉方面(関越交通バス)で約6分 4つめのバス停「上之町」下車すぐ |
車でお越しの場合 |
関越自動車道 沼田ICから車で約10分 ※駐車場は、旧沼田貯蓄銀行駐車場(生方記念文庫すぐ隣)、 または「天狗プラザ」、「下之町(立体、平面)駐車場」をご利用ください。 |
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このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財保護課 文化財保護係
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地
電話:0278-23-2111(代表) ファクス:0278-23-7566
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