涅槃像の図
重要文化財(絵画) 昭和51年3月30日指定
所在地:沼田市堀廻町乙544-1 龍興寺
見学:基本的に見学不可
紙本極彩、金襴表装。図柄は多くの涅槃図同様であるが、筆意が優れ金泥を多く用い色彩も鮮やかである。
徳川家康の近臣で譜代大名となった土岐定政の曽孫・土岐頼長の菩提のため、弟の土岐頼殷(よりたか)が元禄8年(1695)に祈願寺の大雄山増円寺へ寄進したもの。
頼殷は駿河国田中(静岡県藤枝市)城主となり、その子の頼稔(よりとし)が寛保2年(1742)に沼田藩主となり、増円寺を沼田に再建した。その際に本図を伝えた。総長272.5センチ、総幅183.0センチ。
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