天正十八年下河田検地帳
重要文化財(古文書) 昭和51年3月30日指定
所在地:沼田市歴史資料館寄託
見学:基本的に見学不可
縦15.5センチ、横43.5センチの和帳で紙数20枚。太閤検地帳といわれる。
天正18年8月25日付けのもので、「下河田御検地之帳」と書かれ、表に唐沢市右衛門尉・伊藤外記・小林文右衛門尉・井上小兵衛・山口与三左衛門尉・戸部左馬充の6名の名が記されている。
土地は面積ではなく年貢高で記されている。田畑の等級は付けられてなく、個人ごとの貫高が集計されて、そこから不作引きがなされ、その年の納めるべき年貢が各人ごとに記されている。
天正18年(1590)7月に真田信幸が利根・吾妻2万7千石の沼田城主となり、ただちに検地したものと思われる。県下でも貴重な検地帳である。
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