諏訪神社舞殿

重要文化財（建造物）　昭和57年2月3日指定

所在地：沼田市白沢町下古語父611
見学：通常見学可

諏訪神社境内にある舞殿（間口5間半、奥行3間半）は、吹放ちで床高1メートル、せり出しの装置もある。昭和31年にかや葺き屋根を現在のものに改修した。

拝殿の新築（昭和10年）、舞殿屋根の改修祝には近隣町村より同行者を招き、盛大な地芝居を演じ奉納した。建築の年は定かではないが、下古語父区有文書に、弘化4年（1847）10月の「屋根葺き替え萱縄割当表」があり、かや葺き屋根は40年、50年の耐久性が考えられることから、少なくとも寛政年間までは遡れると推定される。