不動明王坐像
重要文化財(彫刻) 昭和52年5月30日指定
所在地:沼田市下川田町2550 東禅寺(川場村 吉祥寺へ一時所在変更:平成27年~29年)
見学:所有者の承諾あれば見学可
左手に羂索(けんさく)、右手に宝剣。特に光背の火焔(かえん)形は写実的に力強く彫り上げられている。
炎心部は金箔、吹きあげる炎部には朱漆を施している。木像で高さ71センチ。台座は九段重ねで、各段に繊細な彫刻の上に金箔が押されている。厨子高182センチ、外面は黒漆飾り金具付、内部は総金箔仕上げ。
この像は、沼田藩主土岐氏が祈願寺として沼田城内に建てた真言宗不動院の本尊であった。その後、土岐氏の祈願寺勝善寺に移され、明治26年に東禅寺の所有となった。
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