加沢覚書草稿
重要文化財(歴史資料) 令和5年3月29日指定
所在地:沼田市下之町888
見学:基本的に見学不可
真田家に仕えていた加沢平左衛門が著した「加沢覚書」の草稿本である。
「加沢覚書」は真田家を中心に戦国時代初期から天正18年(1590)までの約半世紀の歴史を記したもので、真田氏改易後に当時の資料(古文書)などを収集して著しており、野史ではあるが、信憑性は高い。
本件は、戦国期の戦いの様子を真田氏を中心に述べた1冊で、保存のため、現在は1枚ずつ裏打ち補強をして、計34枚となっている。草稿本であるため、加沢平次左衛門の自筆本の可能性が高い。沼田に残された数少ない真田氏関係資料として貴重である。
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