沼田祇園囃子
重要(無形)民俗文化財 平成7年1月23日指定
所在地:沼田市高橋場町ほか
見学:催事開催時のみ見学可
沼田祇園祭は、天正18年(1590)に現在の下之町に牛頭天王宮(ごずてんのうぐう)が祀られて以来、その歴史は400年におよび、昭和46年に「沼田まつり」とその名を変え、市民のまつりとして生まれ変わった。
祇園囃子は、いつの時代に伝えられたか定かではないが、江戸末期から明治初期にかけて前橋市近郊から伝わったと推測される。
現在の吹奏形態については、明治18年の「上之町祭典録」の中に山車についての記述がみられ、祭が衰退した時期もあったが、昭和54年に沼田祇園囃子保存会連合会が結成され、後継者育成と保存活動を実施し、現在「さんてこ」「テケテットン」「吉原かんら」「籠まわし」「麒麟」「夜神楽」などが伝承されている。
毎年、沼田まつりの際に、華麗な山車の上で奏でられる。
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