川田城跡
史跡 昭和52年5月30日指定
所在地:沼田市下川田町内宿地内 個人
見学:所有者の承諾あれば見学可
川田城は三浦系沼田氏6代景久の4男・川田四郎景信が分家した際に築いたと伝えられる。現在の川田公民館から北は遷流寺、東は薬師堂にまでまたがる広大な地域であった。
応永13年(1406)に群馬郡国分の村上出羽守に攻撃されたが、信光・信清・光清と続き、天正7年(1579)に小田原北条氏、同8年に真田昌幸の進攻で滅亡した。
城は真田が再興し、山名信濃守を城主にした。同10年から15年までは北条勢の来攻で戦乱が続き、信濃守の子主水ほか郷侍が多く討死し、城は荒れた。後に真田氏家臣の小林文右衛門が住み、真田伊賀守改易後は、家臣の加沢平次左衛門がこの一角に住み生涯を送った。
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