平川古滝庵不動尊奉納の額
重要(有形)民俗文化財 昭和36年4月26日指定
所在地:沼田市利根町平川2653
見学:通常見学可
書は片品村戸倉の萩原賢和(藤賢和)によるもので、ケヤキの一枚板を用いている。
勢多郡深山出身の法神流剣士・須田加賀之助が追貝に道場を開き、門弟を指導し評判が高かった。追貝の星野作左衛門に婿入りし、星野房吉と名乗る。文政13年(1830)、門人たちの願いを聞き入れ、平川不動尊に斯道の発展を願い奉額した。その後この奉額が元で「園原騒動」が起き、房吉は命を落とす。額の外側縦108センチ、横185センチ。
「園原騒動」…天保2年(1831)、園原の剣士中沢伊之吉が房吉の名声を妬み、師匠山崎孫七郎を江戸より呼び寄せ房吉を謀殺した事件。
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