勝軍地蔵雨宝殿
重要文化財(建造物) 昭和52年5月30日指定
所在地:沼田市下川田町2550 東禅寺
見学:外観のみ見学可
入母屋造。正面三間、側面四間。一重浜縁付。正面軒(向拝)唐破風付銅板葺。
間口8.23メートル、奥行8.1メートル、平面積66平方メートル。
ケヤキ材が多く、欄間など各所に多数彫刻が施されている。内には、別件指定の勝軍地蔵と厨子などがある。
この雨宝殿(うほうでん)は、土岐氏9代沼田藩主頼功(よりかつ)が、勝軍地蔵尊を祀るため文政11年(1828)に建造した。12代藩主頼知(よりおき)が奉納した『雨宝殿』の額が掲げられている。土岐氏の祈願寺勝善寺の堂であったが、明治26年(1893)に東禅寺の所有となった。
平成7年に沼田市西倉内町から沼田市下川田町へ移築された。
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