道標
重要文化財(建造物) 昭和57年2月3日指定
所在地:沼田市白沢町高平戸の敷・旧三叉路
見学:通常見学可
本道標は旧会津街道の道標として白沢町にのこる唯一のものである。「延享5年(1748)右東入道 左くわんおん道」と刻まれている。旧高平村より片品方面を通称東入(ひがしり)と呼んでいた。
古くから往来はあったが街道として整備されはじめたのは、初代沼田藩主真田信幸の時代(17世紀初期)である。慶応4年(1868)5月、会津征伐と称して官軍が沼田から戸倉へ進撃した道が会津街道といわれている。こうした旧会津街道を知る上でこの道標は貴重な存在であり、「くわんおん道」とあることから、札所めぐりの道しるべとも思われる。高さ51センチ。
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