沼須人形芝居
重要(無形)民俗文化財 平成7年1月23日指定
所在地:沼田市沼須町694
見学:催事開催時のみ見学可
沼須人形芝居は幕末の安政年間に始まり、長く中断したこともあったが、昭和50年に保存会が結成され復活した。太夫の語りと三味線と合わせ演じられる。
人形は一人遣いで、遣い手は人形衣装の背中から右手あるいは左手を差し込む背中差込式の立遣いで、のどから下方に突き出たゴボウ串を人差指と中指ではさんで操作するハサミ式の指人形である。
人形を付けない手で人形の着物の裾をさばくところから「ふくさ人形」とも呼ばれ、俊敏な動きが可能なのが特徴である。人形の身体部分に胴輪という特殊な小道具を使うのも珍しい。
「あけぼの座」の座員により、毎年4月3日の沼須砥石神社の祭りなどで演じられる。
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