小沢城跡
史跡 平成7年3月24日指定
所在地:沼田市町田町甲2038ほか、法城院ほか
見学:通常見学可
小沢城は三浦系・沼田景朝が応永12年(1405)に荘田城から移り、小沢川の崖端に築いた城である。永正16年(1519)に幕岩城へ移るまでの4代114年間の居城であった。
東南は小沢川の崖、西北は内外に二重に堀を構え、追手(おうて)は北に開き、東側の「折(おり)」で側防されている。
京都の禅僧・万里集九(ばんりしゅうく)の旅行記には、『長享二年(1488)九月三十日、沼田館に着き鍛冶屋に宿る』とある。小沢城は沼田館・沼田城とも呼ばれていた。堀・土居等が随所に残されており、中世の城跡としてきわめて貴重である。
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