五重塔
重要文化財(建造物) 昭和57年2月3日指定
所在地:沼田市白沢町岩室327-1 岩室神社
見学:通常見学可
五重塔(層塔)は当初供養塔として造立されたが、江戸時代に民間信仰と結びつき庚申供養塔となった。
庚申は干支の組合せにより60日に1回巡ってくる。待日信仰の一つとして形態化した。
元禄に入って日月、青面金剛、二鶏三猿の庚申塔の基本形ともいうべき形が完成した。
この岩室神社の庚申五重塔は寛文12年(1672)に、村の中村新兵衛他8人によって建てられた。なお、この層塔形式の庚申塔は、この地域特有といわれている。高さ210センチ。
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